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大阪屋旅館のお部屋・温泉・館内施設

大阪屋旅館のお部屋・温泉・館内施設についてまとめました。宿選びの途中で「大阪屋旅館ってどんなところ？」と思ったら、参考にしてください。

大阪屋旅館のお部屋

大阪屋旅館は、建物の風情がウリの1つ。草津温泉伝統の建築スタイル「せがい出し梁造り」の建物はフンイキ抜群です。建物に入る前に、まずは外からじっくり眺めたくなるかも。

お部屋も落ち着いた和室がそろっています。お部屋にはランクがあって、「上屋敷」・「中屋敷」なんていうネーミング。上屋敷は次の間が付いていて、中屋敷は12畳半・10畳・8畳のお部屋があります。

大阪屋旅館は「谷あい」にあるし、建物の高さも低いし、眺めのよさを楽しむ感じの宿じゃないです。全体的に、お部屋からの眺めはイマイチ。そんな中で上屋敷は、窓からお庭を眺められるようになっています。

大阪屋旅館の温泉の内風呂は、「まあ普通の旅館の大浴場かな」っていう感じですけど、露天風呂はなかなか風情あります。やっぱり眺めは楽しめないんですけど、浴槽はヒノキだし、木や竹をたくさん使ってあって、いいフンイキ。

男湯と女湯以外に、屋外岩風呂「岩戸の湯」っていうのがあって、大阪屋旅館のウリの1つになっています。岩をくりぬいて作ったお風呂で、洞窟風呂みたいでなかなかおもしろいです。チェックイン～夜は有料の貸切風呂になっています。

大阪屋旅館の温泉の源泉は、草津を代表する湯畑のお湯です。大阪屋旅館がある「滝下通り」は、湯畑の「下流」にあたるところで、湯畑源泉のお宿がいちばん集まっているところなんです。散策で眺めた、あの湯畑のまろやかなお湯を満喫しましょう。

大阪屋旅館の2階には茶室とギャラリースペースがあって、文人や画人の作品を見られます。大阪屋旅館と草津温泉の歴史についての資料もあるので、せっかく草津温泉を代表する老舗・大阪屋旅館の泊まるなら、歴史に思いを馳せるひとときもいいですよね。

1階ロビーの奥には、囲炉裏があるいいフンイキのスペースがあります。「茶処」なんて呼ばれているらしいですけど、ホテルによくあるロビーラウンジの和風バージョンですかね。コーヒーなどいただけたりするので、食後や出発前のひととき、ちょっと一服なんていいんじゃないでしょうか？